ガス洗浄装置

約束してあったので、「ガス洗浄装置」を設計・製造している都内の会社を訪問した。

それほど大きな敷地ではないが、スペシャリスト集団と思われる人達が黙々と働いていた。

総勢20名くらいだろうか。 殆どがオーダーメイドの装置だ。

経験と勘も必要なのだろうが、理論的なバックボーンを要求される時代だから大変らしい。

特に、大学や研究所などからの注文が多いとのこと。

 小生とY氏は「Pm用空気清浄機」の件で、この会社のK社長のお知恵を拝借しようということで、3度目の訪問だ。

素人の小生が考えたPmを含有した空気を洗浄する方法について、K社長の見解をいただくのが今日の目的だ。

簡単なスケッチを持参し、机に広げて議論が始まった。

この会社が得意とするのは、人間にとって害のあるガス(有毒ガス)を、如何に効率良く取り去るかという装置を制作している。

小生の拙案について率直なご意見を、と伺ったところ、「面白い」ということであった。

ただし、実現のためには小型の強力なファンやフィルター、全体の構造といった難題は残るが・・・。

それでも「面白いものをやってみようよ」ということで、役割分担して今日のミーティングを終えた。

黄砂が降ってくる

奈良からA氏が来訪してくれた。

2ヶ月前に来て以来二度目で、小社の商材を取り扱いたいと細部の打ち合わせに来社。

今日の大阪は黄砂が降って大変でしたよとのこと。

花粉症でも杉より檜の方が酷い症状が出るとかで、黄砂と合わせて今日は大変だとのこと。

AT-2000は自宅に置いてあるので、その部屋にいる時だけは大丈夫で快適だとか。

手前味噌で恐縮であるが、今日も大阪の方から1台購入があった。

ひょっとしたら、在庫全部を中国に持っていくという話も来ているが、どうも商いというのはこっちの都合良くはいかないものだ。

しかも、商機だと思っているとどこからともなく聞きつつけて、商談が舞い込むから不思議なものだ。

AT-2000に関しては、「放射性物質吸着用」として売り出した時は色々あったが、「Pm用」に変更したら次々とお話をいただいているのだ。

そう言えば、このブログの読者も最近は福岡が一位で、Pmへの関心の高さが伺える。

Pm2.5というのは2.5μmの物がどの位存在するのかを数字で示していて、それ以下の小さい粒子はそれ以上の量で存在しているのだぞ。

 

どうなってるの?

どうなっているのかと、またまた疑いたくなることがゴロゴロ出てくる福島。

停電で冷却水が回らないのが続いたと思いきや、今度は汚染水が漏れていた。

それだけではない。 漏れている汚染水を別のピットに移したら、これも漏れが発生だ。

既に30万tがタンクに入っていて400t/日が増え続けている。

廃炉までに40年とか言うが、2年でこの状態では「大丈夫かね~」。

かの前政権は、冷温停止宣言をしてとっとと辞めていったが・・・。

 もう一つ気になるのが、かの国で発生している「鳥インフルエンザ」だ。

患者が24名で死者が7名とか。 本当にこんなものかね~。

何でもありの国のことだから、本当の話は違うのではないかと疑ってしまう。

だって、つい2週間ほど前、川に豚が1万頭流れていたんだから。

今度の「鳥インフル」とは関係ないと言っているらしいが、「鳥から豚へ・そして人へ」が疑われるのが自然だろう。

余りに時間的に符合していないか。

「四足なら机以外何でも食べる」と言われる国で、1万頭の豚を捨てる?

若葉が香る

今朝の通勤途上は素晴らしかった。

サマーランドの入口に500~600台位入る駐車場がある。

たまにその横を通ることがあるは、普段はそれほど気になる景色ではない。

駐車場奥の里山に、桜が散り損なったように少し残るが、若芽の柔らかい葉っぱが眩しかった。

この光景は毎年目にしているはずであるが、今年ほど素晴らしいと思ったことはなかった。

この場所が特に素晴らしいというわけではないのかもしれないが、500m位進んだ場所はかっては絶景と言われた場所ではある。

「七枚屏風」と呼ばれ、その言葉通り屏風が何枚も立っているように見えたものだ。

現在は山の土砂が崩壊して、その名残を探すのも難しい光景になってしまっている。

それでも、今朝の景色には「新しい息吹き」を久しぶりに感じたことだ。

こんな日はきっと良いことがあると、軽やかな気分で仕事にかかった次第。

色々な電話をいただき、「AT-2000」や「トイレ」の話が進みそうだ。

春にうかれてばかりもいられないが、今日は最善だったろう。

しかし、今日の最善は、明日の最善ではない。 日々進歩しなければと。

「日新、日々新、まことに日新」(ひにあらたに、ひびにあらたに、まことにひにあらたなり)

木々の葉も綿毛を払い、やがて緑が濃くなっていくのだから。

 

中国のこと

暫く経ったが、中国と取引を行っている方から電話だ。

2週間ぐらい前にも電話があったのだが、それっきりになっていたので忘れかけていた。

明日、中国からの商談で来るので「AT-2000」の話をしても良いか。ということだった。

小社としては売ることに関しては問題ないのだが、元は「放射性物質吸着用空気清浄機」として売り出したもの。

従って、Pmを想定してわけではないので、箱にしても取説にしても先の表示なのだ。

もし商談がまとまるのであれば、水用のフィルターと箱と取説等くらいは変更しなければまずいだろうと思っている。

但し、その国の話では何度も期待外れにあっているから、何があっても驚かない。

 今週は月曜日に中国から来日しての商談も進んでいるし、もう一つは台湾からの話もある。

困っている人が大勢いて、アジア圏で大いなる商機があるのだ。

だから、いろんな人が鵜の目鷹の目で商材を探しているのがよく分かる。

一つぐらいきちんとまとめたいものである。