FAXを交換した

昨年末にFAXが作動せずにおかしいので、メーカーのサービスセンターに電話した。

先方の指示に従って動作を確認したが、作動しなかった。

修理代を聞くと、最低でも14,000円掛かりますので、買い替えをお勧めしますとのこと。

修理するより新しいものを買ったほうが費用が安い、というのもおかしなものだ。

それはともかく、昨日大手の旅行社から電話があり、FAXが入らないがどうしたのですかとの事。

 慌ててネットで探したところ、色々あって迷ってしまう。

以前使っていたメーカーのものに慣れているので、そこの商品を探していた。

選択基準は価格が安くて、機能が優れたものが良いに決まっている。

手頃な物を探したと思ったら、コメント欄に「機能がアップして価格も安い」とある。

見ると、「受信FAXの内容を確認の上、必要なものだけ印刷すれば良い」と、誠に欲していた商品だった。

今まで必要のないFAXで、インキの殆どを費やしていたので、このイライラからやっと解放される。

この機能を付加したFAXは、素晴らしい進歩だと思う。

更に驚いたのは、昨夜注文して本日午前11時には到着したことである。

「良い品」を「安い価格」で「タイムリーに」届ける、を実感した。

 

 

話すで思うこと

雑感

「やしきたかじん」が亡くなった。

大阪の男であった彼の歌は好きだった。

最近のテレビを観ていて、お笑い芸人が出演する番組がやけに多い。

それも、関西弁の芸人ばかりのように思う。

別に関西の芸人をどうこう言うことも無いのだが、この人達が本当に芸人なのかと、思うことも多い。

観ていると、話の上手な人、下手な人がよく分る。

 話芸の達人と言われた故・小沢昭一氏のエッセーに、こんな事が書いてある。

ひたすら真面目に話しているだけでは、相手は疲れてしまい途中でついてこれなくなる。

そこで、笑いが必要になる。

笑いが苦手な人は自分の失敗談を出せば、聞き手は近親感を持って向こうから近づいてくるという。__

音痴な人ほど一本調子な歌い方になるが、話下手な人もそれと同じである。

一本調子にならないように緩急高低が必要であると述べる。

話すというコミュ二ケーションの手段を、上手に使うには体験談や自分の主張を飾らずに言うことなのだろう。

 

気持ちも新たに

新しい年を迎えると誰もが、今年こそはと決意を新たにする。

「初心忘れるべからず」という言葉も、この時期には良く思い浮かぶ。

だが、日常の忙しさの中で、「初心」「基本」ということを、忘れがちである。

事業を始めて24年になるが、当初はみずみずしい気持ちを持っていたつもりだった。

時を経るに従って、少しずつ消えていくような気がしてならない。

事業を行う上で初心と基本は、絶えず心の中に忍ばせておきたいと思い直したところである。

正月休みに税理士の方から頂いた本を読んだ。

「夢が叶う学校」という題が付いている小冊子である。

夢を叶えるためには、やさしい気持ちと強い意志そして感謝の気持ちを持つことだと説く。

一気に読んだ後、不思議な気持ちになった。 できそうだな・・・と。

 それでも、事業の基本は「あいうえお」だ。

 「あ」アイデア・・・発想

 「い」インタレスト・・・興味

 「う」ウォーク・・・足で稼ぐ、行動__

 「え」エキサイティング・・・燃える

 「お」オーナーシップ・・・己がやった 自分が頑張ったという喜びを持つ

こんな事を思いながら、前途を拓く道は「どんな小さな仕事にも、全力を尽くそう」ということだ。

年が明けた

雑感

毎年、新年には同じようなことを考えている。

いつの時代でも「激変」という言葉を良く耳にするが、毎年毎年「激変」していたら、3年も経てば物凄い変化をしていなければならない。

激変しているものもあろうが、変わらないものや、少しずつしか変化しないのも世の中なのだろう。

いずれにせよ、今年が希望に満ちた良い年でありたいと、願うのは誰でも同じだろう。

 一休和尚の作と言われる歌(狂歌)

    正月は冥土の旅の一里塚  めでたくもあり  めでたくもなし

 人間、オギャーとこの世に生を受けたからには、いずれオサラバしなければならない。

短い一生である。 つまり「阿吽」である。

人間の一生をよく阿吽で表現するが、「あ」と生まれ「うん」と死んでいく、ということなのである。__

お寺には「阿吽の像」があるが、あ像は口を開け”あ”と発声して生まれ、うん像は”うん”と口を閉じて死んでいくことを表しているのだとか。

長いようで短い一生を、新たな気持ちで生きていきたいものである。

本年も相変わらずよろしくお願い申し上げます。