コップの水の例え

649ee0f403b5de4fd05dfe36e7e7787a.jpg九州に豪雨のニュースが伝わってきた。

古事記に雨が降るのは当たり前のことであるが、降り方が熱帯地方並の集中豪雨である。

地球温暖化の影響もあるのだろうが、人間は勝手だと思いながらも、自然の摂理には到底及ばない事を認識させられる。

不足の時には満たされ、溢れるとそれを減らす作用が働くバランス機能が、人間生活の営みを助けてくれる。

有難い大自然の恵みである。

人間の体も全く同じである。

食物にしろ、水にしても不足の状態だと、イライラして正常な思考は働かない。

時には栄養が行き渡らずに、健康を害する事もある。

しかし、飽食が過ぎると人間の各器官は障害をきたし、体を壊してしまう。

これを調節するのが人間の意志の力だ。

このことは何も、身体上のことだけではない。

精神状態でもそうであるし、知能の働きについてもいえることだ。

心の中のコップの水が、いつも一杯では人の心の痛みを思いやることはできない。

頭の中のコップの水が、いつも一杯では新しい知識を吸収することはできない。

 

蚤の実験で

蓮写真今日は西多摩郡瑞穂町で、精密機械部品加工を行っている会社を訪問した。

小生が長年付き合って頂いている先輩に、同行を願っての訪問だ。

色々な企業を訪問するが、最近は二代目の若社長がお相手頂くことが多い。

若いだけに溌剌としていて、相手をして頂いても歯切れのいい方が多い。

名刺交換から帰りの挨拶まで、帰途で小生なりにお相手を分析する。

どの様な性格なのだろうか、どんな環境で育ったのだろうか、どんな教育を・・・と想像を巡らす。

中でも小生が興味を抱くのは、「先取性・進取性」を持っているかである。

蚤の実験の話をしたいと思う。

蚤は約1000種類いると言われるが、人畜の血を吸って生存している。

蚤の特徴はそのジャンプ力であり、身長の数百倍をこなすと言う。

この偉大なるジャンパー達を、ガラスのコップに入れて観察する。

ピョンピョン飛び跳ねてコップの外に出てしまう。

そこでコップにガラスの蓋をして観察をすると、飛び跳ねては蓋にぶつかっている。

暫くの後、コップの蓋を外してみると、何と蚤達は外に飛び出さないではないか。

教訓:これが当たり前と思っていたら、いつまで経っても壁は越えられない。

 

 

今年も後半入り

image今朝の広告チラシを見ていたら、「半夏生(はんげしょう)」という言葉が並んでいた。

7月2日がそうらしいのだそうだが、「蛸を食べる日」なんだそうだ。

蛸は吸盤で吸い付くことから、大地にしっかり根を張ってしっかり生きよう、と言うことらしい。

知らぬ間に色々な〇〇日が出来ているものだ。

それにしても時間の経つのが早い、半年が過ぎて今年も後半に入ったのだ。

政治では「集団的自衛権の行使を閣議決定した」事で、日本の転換点になるかもしれない。

今の状況に危うさを感じてる人も多いのではないだろうか。

北京では日朝交渉が行われているが、「拉致被害者問題」の解決には最後のチャンスかもしれない。

それにしても、拉致したものを返さないで、大きな顔をして「交渉」だなんてふざけてる。

うまくいくことを願うばかりだ。

日本、アメリカ、韓国、中国、北朝鮮のそれぞれの関係が複雑に絡み合い、「集団的自衛権」「拉致問題」「日韓関係」「日米韓関係」「日中関係」「中韓関係」・・・等。

今後の動向は利害も絡んで注目だ。

STAP細胞の実証実験に小保方さんを参加させて、今日からスタートした。

どういう結果になることやら。