体罰問題

滋賀県の中学生、大阪市のバスケットボール部キャプテンの体罰が原因であろう自殺問題。

これに続いて女子柔道の体罰、パワハラが問題として提起されている。

小生の年代が中学生時代は、学校の先生は絶対であって、顔を平手打ちされるのはそんなに珍しいことではなかった。

言葉できちんと説明された覚えもないが、自分が悪いことをしたという自覚をしていたので、やられて当然という感覚だった。

 今、近代国家においては、暴力に頼っての教育は効果がないということが分かってきているのだ。

「教育」とは何か、が問われているのだ。

教え、育むと書くが、「教育とは教えることではなく、考えることを教えることだ」

つまり、問題点は何かを考えさせるということである。

問題点が見つかれば、問題を解決するために考えて知恵を出す。

自らが導きだした解決策だから、未熟であってもなんとか成し遂げたいと、行動が伴うものだ。

この事は年代に関係なく、「楽」に通じるように思う。

音楽家は「音が苦」「音學」「音楽」の段階を踏む。 つまり、楽しむためには考え、知恵を出し、行動をするという事だ。

本日の結論:教育とは考えるチャンスを与えること。

除染方法の提案

レイノ宣伝隊
, 放射能

昔のサラリーマン時代の同僚で、現在色々な会社の顧問をやっているH氏の紹介を得た。

準大手ゼネコンの社長をご紹介していただいて面会の機会を得た。

小生が考案した「放射性物質の埋設方法」に関する特許を、譲渡する話をしたいと出かけたのだ。

本日の話が不調に終わったら、放射性物質に関することからは手を引こうと考えている。

社長にお会いした後、環境を担当する部長に説明・質疑等に入った。

流石にいろいろの経験と実績が言葉の端々に伺える。

言いにくそうに、「現在までの国の施策に対する事」「業界の対応の事」「除染技術の事」等、話は尽きなかった。

 小社の提案は、「現在あちこちで行われている放射性物質を地下に埋める所謂”天地返し”を、もっと安全にしかも簡便に埋設処理する」ものだ。

汚染物質を地下に埋設すると、時間経過で動かないとは言い切れない。 つまり、拡散してしまう可能性が大である。

そこで、地下に埋設する際に、「不溶化」という処理で移動を封じ、更に安全な防波堤の作用をする粘土質の物を地下に敷設するというものだ。

いきなりこの説明を聞いても解りにくいだろうが、要は「汚染物質に不溶化剤を混ぜて、ピットの底に防波堤用粘土を敷設し、この上に先の汚染物を置いて非汚染土で被覆する」というものだ。

この手法は、小社が開発・販売の空気清浄機AT-2000の「放射性物質吸着用フィルター」の構成と全く同じものである。

この手法が最も良いものであるか否かは分からないが、国民の安全を考えた施策が実行されることを切に望むところである。

 

バレンタインデー

仕事の関係で女性のいる所と縁が無くなったので、チョコレートとも縁が切れた。

今朝は女の子の孫二人から高い?クッキーが届いた。

4年生と6年生だが、6年生が朝来て、自分達でクッキーを焼いたと言っていた。

それにしてもどうしたのかと聞くと、インフルエンザで学級閉鎖だとか。

何人学級か聞いたが忘れてしまったが、8人がインフルエンザで休んでいるとのことだ。

 孫の話では、好きな男の子に今日中に何としても渡したいので、その子の家に行ってくると言っていた。

若いというのは本当に「うらやましい」限りである。

昔に戻れるなら、何と素晴らしいことだろうと、できないのが分かっていても思ってしまう。

 北海道から毎年送ってくださる方がいて、今年も頂いた。

帯広の「柳月のショコラグラン」という誠に美味しいショコラである。

北海道から送られた北の味を、大切に食したい。 

今夜は近くのラウンジで一杯飲る約束、義理チョコで焼酎を・・・かな?

 

人が老いるということ

小生の母のことを書いたことがある。

現在93歳で入院中であるが、病院から退院を勧告されている状態。

老人保健施設に入れるしかないので、小生の面接を行うとのことで向かった。

一通りの面接?というか説明を受けたが、要は支払い能力があるのかの確認のようなものだ。

人生は死ぬまで金である、ことを実感させられた。

 話は変わるが、自分が年老いていく今、若い世代と融和しながら生きていくことを、今まで想像したことはなかった。

人間は新しい局面を解決しながら成長していくものだ。

自分が歩んできた人生で、何度も困難に遭遇したが、その時如何にしてその困難を乗り越えてきたかを伝えるべきだろうか。

新しい環境で、新しい局面の困難に直面した時の判断基準は何だったか。

こんな時、あの人はどう考えるだろう。

こんな時、あの人はどんな解釈をしただろう

こんな時、あの人はどんな行動をしただろう。

私の行動指針は、人生の先輩から学び取ったものである。

人が老いるということは、若い人たちの手本になる行動指針を作り出していることだろう。

 

心配事がイッパイ

今日は空気清浄機をご購入頂いた方からお礼の電話を頂いた。

早速使って頂いているらしい。

動かしたてなので、どうのこうのという事もないと思うのだが、ともかく電話をしたとのことだった。

心配なので電話をしたのかと思ったのだが、必ずしもそうではないようだった。

PMだけでなくて、環境問題で疑問に思っていることを何点か質問された。

特に、塩素系の消毒剤については色々と勉強している様子であった。

分かる範囲で答えたのだが、子供を抱えていると環境問題に敏感にならざるを得ないな、と感じた。

話に花が咲いて、地震用のトイレについても質問があって、小社のことを調べていることが分かった次第。

有難い話なので、小生なりに分かりやすいように説明させていただいた。

福岡の方で地震を体験しているので、心配している様子が良くわかる。

そんな話をしていたら、中国で日本人の子供が通う幼稚園を運営している方の妹さんから電話があった。

今、向こうは正月なので、今月末に理事長が帰国するので会いたいとのこと。

勿論、空気清浄機のことで。有難いお話である。