2012年10月19日 21:05 - CATEGORY: 未分類
小生の事務所に籍を置くH氏の息子は、NPO日本ランナーズの現役の選手である。
地方で開催される比較的知名度の高い大会に出場している。
そんな関係で、父君に息子の活躍話を聞かされている。
マラソンは42.195kmの距離を走るだけの、単純なスポーツであるが、オリンピックでも最後の種目で華がある。
単純な中に、人生の縮図のようなものを感じるドラマがあるように思える。
明後日には海ほたるをコースに組み入れた「千葉アクアマラソン」が計画されているが、海上の風速が10m/秒で走行に危険だと言っていた。
天候が良いことを祈り、大会が盛り上がればいいなと思っているところだ。
勝負にはいろいろな要因があるのだろう。
毎日繰り返す血の滲むような練習が伴わなければならない。
更には、スタミナ、スピード、精神力、克己心などが必要だろう。
ビジョンのしっかりした計画のもと、苛酷なスポーツ・マラソンをベストで走る。
ベストコンディションの維持と状況の変化、逆境に耐える力を持つ者が勝者になりうるのだろう。
2012年10月18日 20:48 - CATEGORY: 未分類, 雑感
働けど働けど、我が暮らし楽にならず、じっと手をみる。
どうしてこうも上手くいかないのであろうか。
こんな時、南の浜辺で悠然と砂を食いながら、悠久の時を生きているナマコが羨ましい。
そもそもナマコとは、どんな生き物かを調べたので書いてみたい。
ナマコは浜辺で日がな一日寝転がって、栄養のほとんどない砂を食べて生きているのである。
砂と一緒に飲み込んだ海藻の切れ端や有機物の粒子、バクテリアなどを消化吸収している。
また、ナマコは表皮を硬くしたりグニャグニャにしたりと変幻自在。
普段は表皮を硬くして身を守っているが、魚に食いつかれた時はその部分を柔らかくして食いちぎらせる。
この時、このわた(腸)まで吐き出すのである。 このわたを魚が喜んで食べている間に逃げるのだ。
1~2週間もすれば腸は再生して元通りになる。
何も望まず、争わずに生きることでナマコにとっては「楽園」なのであろう。
私は貝ではなく、ナマコになりたい。
2012年10月17日 18:12 - CATEGORY: 未分類
第一印象で物事の80%位は決まってしまうものなのだろう。
偶然にも同郷の方から電話があって来社してもらった。
非常用携帯トイレの話を聞きたいとのことであったが、同郷のよしみで2時間以上も話し込んで帰っていった。
小生より9歳年上で、羽村市にお住まいとのこと。
電話で話をしていると、鹿児島訛りがあるのですぐに出身がわかる。 上京して50年も経つのに訛りが抜けないのだ。
理美容をやってきた方で、小生が存じ上げている「カットのチャンピオン・ヒロ・マツダ氏」の話題で一気に盛り上がった。
氏の話は別の機会に置くが、小社が発売しようとしている「葬具」を見せたところ、「これじゃ、無理だね」と酷評。
なぜなら、人生で何度も遭遇しない葬儀に使用する装具は、遺族にとって「なるほど」と納得し感激するものでなければならない。
・・・と言われ、「そうか」と、考え直した次第である。
比喩がうまくないかもしれないが、考えてみれば人に対する第一印象がそうであるように、見た目が大事なのだ。
人の中身まではわからないのだから、見た目をよくしないと第一印象は良くならない。
棺に入れる葬具が、靴を入れる箱であってはならないのだ。
毎日が勉強であることを痛感させられた。
2012年10月16日 17:41 - CATEGORY: 雑感
孫正義という人は、すごい男だと思う。
報道でご承知のことと思うが、アメリカの会社を買収して世界第3位の通信企業になるんだ。
テレビに出演していたので観ていて感心した事が幾つかある。
第一は歩き続けて止まらないことである。
止まることは保守的になることである、というニュアンスのことを言っていた。
第二は日本の経営者が守りの経営判断ばかりだ、という点。
従来はどうであったか、今後の予測は・・・大事であろうが、守りの決断=世界から取り残される。(遅れをとっている)
日本はこのような事態に陥っているのだ。
第三は日本の基幹産業にしか手を出さない、つまり通信、エネルギーという分野である。
通信産業をメインに据えて、世界のトップを狙う熱い気持ちが伝わってくる。
まるで、少年のように夢を語る姿には、惚れ惚れし声援を送りたい。
日本企業が世界を相手に戦いを続ける姿で、ソフトバンクに続くのはどの企業だろうか。
2012年10月15日 20:49 - CATEGORY: 雑感
今日は小生とH氏で、H氏の古い友人を会社に訪ねた。
会社を訪ねると奥様が迎えに出てこられ、社長の消息をお聞きすると、今年5月に亡くなられたとのこと。
小生は存じ上げない方であるが、H氏には大ショックであったに違いない。すい臓がんで1年の闘病生活であったとか。
洗車機を始めとする事業を展開している会社であるが、社長亡き後を奥様が事業を引き継いでやっているとのお話だった。
やはり、事業を継続発展させていく苦労話をされていたが、身につまされる思いであった。
組織全体の力がバランスよく機能することで、会社は成果を上げるんだな、と感じた次第。
「毛利元就の三本の矢」の諺の通り、一本の矢は、折れない三本の矢=太い矢になりうる。
こんな話を思い出した午後の時間でもあった。
人生とは不完全な人間が、皆と力を合わせて、完全という永遠のテーマに向かって彷徨う旅である。
家族にしろ、職場にしろ、恋人や友人にしろ、すべて人生を共に旅する良き道連れである。
お互いに欠点があるからこそ、補い合う必要もあるわけである。