気付いた時に即行動

__H氏と立川の御客様のところに出かけた。

80歳を超えているとは思えない若々しさである。

現役で仕事をされている事が、気力を維持する源である、と本人が言っている。

5~6人のパート女性に指示を出して、10時から15時まで働いている。

大抵の人は働けるうちは働きたいと、思っているのではないだろうか。

それが叶わない人も多いと思うが、誰もが悔いを残したくないと思っているはず。

生きているうちに、心残りのないように・・・。

つまり、後で悔いのないようにしようということだ。

このことは、一生という意味もあるが、毎日の生活の中でも言えることだ。

「今日やれることは、明日に延ばすな」ということだ。

立川からの帰りにコーヒーを一杯と立ち寄った店で、H氏の知人に会って同席した。

聞くと、奥様を今年の4月に亡くされ、本人は85歳だという。

さぞ無念かと思いきや、寿命だしいつかは死ぬのだから、と淡々と言う。

しかし、こうしなければいけないと思うことがあれば、その日のうちに済ませておくことだと言っていた。

思い立ったが吉日。即実行である。

 

コップの水の例え

649ee0f403b5de4fd05dfe36e7e7787a.jpg九州に豪雨のニュースが伝わってきた。

古事記に雨が降るのは当たり前のことであるが、降り方が熱帯地方並の集中豪雨である。

地球温暖化の影響もあるのだろうが、人間は勝手だと思いながらも、自然の摂理には到底及ばない事を認識させられる。

不足の時には満たされ、溢れるとそれを減らす作用が働くバランス機能が、人間生活の営みを助けてくれる。

有難い大自然の恵みである。

人間の体も全く同じである。

食物にしろ、水にしても不足の状態だと、イライラして正常な思考は働かない。

時には栄養が行き渡らずに、健康を害する事もある。

しかし、飽食が過ぎると人間の各器官は障害をきたし、体を壊してしまう。

これを調節するのが人間の意志の力だ。

このことは何も、身体上のことだけではない。

精神状態でもそうであるし、知能の働きについてもいえることだ。

心の中のコップの水が、いつも一杯では人の心の痛みを思いやることはできない。

頭の中のコップの水が、いつも一杯では新しい知識を吸収することはできない。

 

蚤の実験で

蓮写真今日は西多摩郡瑞穂町で、精密機械部品加工を行っている会社を訪問した。

小生が長年付き合って頂いている先輩に、同行を願っての訪問だ。

色々な企業を訪問するが、最近は二代目の若社長がお相手頂くことが多い。

若いだけに溌剌としていて、相手をして頂いても歯切れのいい方が多い。

名刺交換から帰りの挨拶まで、帰途で小生なりにお相手を分析する。

どの様な性格なのだろうか、どんな環境で育ったのだろうか、どんな教育を・・・と想像を巡らす。

中でも小生が興味を抱くのは、「先取性・進取性」を持っているかである。

蚤の実験の話をしたいと思う。

蚤は約1000種類いると言われるが、人畜の血を吸って生存している。

蚤の特徴はそのジャンプ力であり、身長の数百倍をこなすと言う。

この偉大なるジャンパー達を、ガラスのコップに入れて観察する。

ピョンピョン飛び跳ねてコップの外に出てしまう。

そこでコップにガラスの蓋をして観察をすると、飛び跳ねては蓋にぶつかっている。

暫くの後、コップの蓋を外してみると、何と蚤達は外に飛び出さないではないか。

教訓:これが当たり前と思っていたら、いつまで経っても壁は越えられない。

 

 

今年も後半入り

image今朝の広告チラシを見ていたら、「半夏生(はんげしょう)」という言葉が並んでいた。

7月2日がそうらしいのだそうだが、「蛸を食べる日」なんだそうだ。

蛸は吸盤で吸い付くことから、大地にしっかり根を張ってしっかり生きよう、と言うことらしい。

知らぬ間に色々な〇〇日が出来ているものだ。

それにしても時間の経つのが早い、半年が過ぎて今年も後半に入ったのだ。

政治では「集団的自衛権の行使を閣議決定した」事で、日本の転換点になるかもしれない。

今の状況に危うさを感じてる人も多いのではないだろうか。

北京では日朝交渉が行われているが、「拉致被害者問題」の解決には最後のチャンスかもしれない。

それにしても、拉致したものを返さないで、大きな顔をして「交渉」だなんてふざけてる。

うまくいくことを願うばかりだ。

日本、アメリカ、韓国、中国、北朝鮮のそれぞれの関係が複雑に絡み合い、「集団的自衛権」「拉致問題」「日韓関係」「日米韓関係」「日中関係」「中韓関係」・・・等。

今後の動向は利害も絡んで注目だ。

STAP細胞の実証実験に小保方さんを参加させて、今日からスタートした。

どういう結果になることやら。

セクハラ行為とは

12gatu東京都議会での「セクハラ発言」は、自民党の鈴木議員の首を差し出して幕引きを計り議会を閉幕したが、まだ燻った状態だ。

自民党の石破幹事長が名乗り出て欲しいと、自派の議員に呼びかけるのも珍しいことではある。

聞くに堪えない「女性蔑視」の悪質なものだから、徹底的に解明したほうが良いと思う。

根底には「議会は男のもの」「議員には年期が必要」・・・といった男尊女卑、村社会の思想が感じられる。

ところで、セクシャルハラスメント(セクハラ)で、訴えられることをちょっと調べてみた。

「まさか」「日本の常識が?」・・・セクハラ?

アメリカなどでは、「子供はいるの?」「家族は何人?」などと、執拗に聞くことは該当する。

相手が望まないプライバシーに関する質問は「アウト」なのだ。

褒め言葉も危ない。

「口紅が良く映えている」「その洋服セクシーfだね」「ストッキングの色が魅力的だね」等は危ない表現だ。

親愛の情を示すのに、何気なく肩に手を置く、思わせぶりに見つめる、1対1の食事に誘う、未婚か既婚を尋ねるとか、性的なジョークを飛ばす事も危ないといわれる。

まだまだ日本では生ぬるいが、今度の事件でセクハラ行為に対しては厳しい目が向けられるだろう。